人生しょせん
2012年 05月 31日
古山高麗雄のことを考えると、『人生しょせん運不運』(草思社)を読みたくなる。
あの本で、要するに、運だ、とビルマ・雲南の戦場を経験した作家は言うのである。
死にたいと思っていた自分が生き残って、真面目に兵隊をやっていた
戦友が死ぬ。
そういう日々を過ごして、ある種の虚無感を抱えるようになったのではないか、とは
先日お目にかかった方のお話だが、私もそのように思う。
だからといって彼は、投げやりな運命論者ではなかったのではないかと想像する。
やれることはやる。
それが根底にあった姿勢ではないかな。
あの本で、要するに、運だ、とビルマ・雲南の戦場を経験した作家は言うのである。
死にたいと思っていた自分が生き残って、真面目に兵隊をやっていた
戦友が死ぬ。
そういう日々を過ごして、ある種の虚無感を抱えるようになったのではないか、とは
先日お目にかかった方のお話だが、私もそのように思う。
だからといって彼は、投げやりな運命論者ではなかったのではないかと想像する。
やれることはやる。
それが根底にあった姿勢ではないかな。
by tamaikoakihiro
| 2012-05-31 00:23
| 雑感
|
Comments(0)