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興亜観音

支那での戦争で亡くなった日中双方の人々を慰めるため、A級戦犯として処刑された松井石根大将が戦中(退役後)に建てた、興亜観音というのがあるそうだ。

実物はまだ見たことがない。

極左武装勢力、東アジア反日武装戦線がこれを爆破したという。

松井はアジア主義者だった。ベトナムの独立運動を支援していた。日本名として「南一夫(みなみ・かずお)」を名乗っていた、亡命王族クォン・デとの関係は深かったようだ。

1943年、まだ仏領印度支那の主権がフランスにあるときこの地を訪れて、「安南人は独立の準備をせよ」とアジってフランス人の反発を招いた。

しかしアジアが独立するのは当然の権利である。その当然の権利の行使に向けて鼓舞すると、「帝国主義者」とか「侵略者」の文脈で見られてしまいやすい。

それが戦後の日本なのだ。
by tamaikoakihiro | 2011-03-07 12:01 | 雑感 | Comments(0)

大東亜戦争と南方物語


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