大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

月刊「文藝春秋」16年10月号、「日本人と満洲」

今日、月刊「文藝春秋」16年10月号が手許に届いた。明日が発売日だ。春以来、取り組んでいたことが、形になった。
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正確にいうと、2012年秋以降だけれども、具体的にまとめようと、必死になったのは、声をかけて下さったMさんのおかげである。

今回、取材にも同行くださったMさんと初めてお目にかかったのは、『大川周明 アジア独立の夢』(平凡社新書)が出た2012年だから、もう4年前か。

「週刊文春」で著者インタビューをしてもらって、担当してくださったFさん(今は別の会社で、別の雑誌でご活躍中だと思う)とMさんと、後日会食したのだったなあ。あれはちょうど今頃だったかもしれない。

Mさんはときどき連絡を下さって、その都度、「こんなことをやっています」と、目下の取材の話をお伝えしていた。

それが今回、こういう形でまともな文章として世の中に出ることになって、嬉しい。満鉄のことは、大川周明がはじめて給与をもらった会社(満鉄の東亜経済調査局)であるし、大川の若き弟子たちが学んだ東亜経済調査局附属研究所に満鉄も出資していたから、ずっと気になっていた。

大陸に若くしてわたった人たちの、心のありようを、知りたかった。それもまた、私自身が真似しようとして生活感をもって実行できなかった「海外雄飛」を実践された人たちへの憧れがおおもとにあると、思って居る。

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デスクとして原稿をみてくださったもう一人のMさんは、住まいが近いことが、お目にかかった折にわかって、これもまた嬉しいことだった。ひなびたベッドタウンと思われる地域の外れに私にとって、そのベッドタウンの中心地に住むMさんがうらやましい。

ともあれ取材に応じて下さった元社員の方々、社員二世の方々、そしてその家族の皆様に御礼を申し上げねばと思う。取材から時間がたって、鬼籍に入られた方も何人かいらっしゃった。
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by tamaikoakihiro | 2016-09-08 23:08 | 満鉄 | Comments(0)