大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

300万人

戦争とは何であったか? 国とは何か?
私は、そういう問いにうまく答えられない。
『断作戦』あとがき――

古山高麗雄は、こんな風に書いていた。
戦場で人の生死を間近に見て来た人だから、
「答えられない」のだろう、と思う。

「幸運にも生き残った私たち」と読者に語りかける
彼には、「生き残りとして何とか語り継がねば」
という「語り部」的な思いはなかった。これは繰り返し
書いていることでもある。

事の正邪であるとか、善悪であるとか、
そういうものを簡単に言うことはできないという
思いがあったのだろうなあ。

さて、家に戻る。
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by tamaikoakihiro | 2015-06-07 03:57 | 作家 | Comments(0)