大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

漫画で知ったことから

「ゾルゲ」という名前は、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』で知った。あれは小学生の頃だったのかなと思い出す。今日、『ゾルゲ事件 覆された神話』(加藤哲郎・平凡社)を読み始めた。

知識がそもそも不足しているのだけれども、読み進めるうちに緊迫感が高まるのを感じる。筆致は穏やかでも、それは感じる。

興味を覚えたのは、ゾルゲ事件を語ることが、冷戦期、一種の情報戦になっていたということ(誤読かもしれないが)。

考えてみると、ある事件・事象を語るということは、背景の考えを示すことでもあるわけだ。ゾルゲや尾崎秀実をどう見るか、でその語り手の立場も明らかにされる、ということになるのだろう。

ある対象を語ることは、自分を語ること――そんなよく言われる話を、思い出した。
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by tamaikoakihiro | 2014-03-25 23:03 | 雑感 | Comments(0)