大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

校正

「季刊藝術」を読んでいる。とある号で、編集同人の古山高麗雄(故人)が編集後記にてしきりと誤植を詫びていた。どんな本・雑誌でも誤植はつきものだけれども、「痛恨」のそれは、著者・編集者にとって、やはりあるのだろうなと思う。

もう10年くらい前、当日勤めていた出版社で、「~さん、最初のページと奥付くらい、誤植はないようにするもんだよ」と説教をされた社員がいた(と聞いた)。

だいぶ誤植が多い本だったらしいけれども、「最初のページと奥付くらい」というゆるい説教が、何ともすてきだな、と思った。

説教をした方は、その当時、編集部長だったと記憶している。親しくお話を伺う機会はついになかったけれども、「本当につくりたい本だけ、つくりなさいよ」と言われたことが、本をつくる機会はなくなったにもかかわらず、心に残っている。

ま、やりたいことを、やらないとなーと、夜になって、思い出す。

それで説教をされた社員の方、今ではとある雑誌の敏腕編集長になっているのであった。
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by tamaikoakihiro | 2013-07-27 23:09 | 作家 | Comments(0)