大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

ありがたく

今年、90歳になる方から、手紙を頂戴した。大川周明の弟子の方である。本を差し上げたところ、目を通して下さったようだった。

ご自身がどのような気持ちで仏領インドシナで働いていたか、率直なところを何度か手紙で聴かせて下さった方なのだった。そのあたりの心構えになどついては、『大川周明 アジア独立の夢 』(平凡社新書)に書かせてもらった。

書かなかったところでは、日々、「正直と親切を欠くことなかりしか」を最初とする、反省の条項を書いたメモを、毎晩見直していた、という事実がある。

「正直と親切」は大川塾生が、活動の旨としていた、大川周明の言葉である。

そういう“原初の言葉”を今も大切にされている方の手紙には、いつも緊張する。そういうものを与えてくれる手紙は、じつにありがたいものだなと思う。
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by tamaikoakihiro | 2012-08-13 02:20 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)