大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

記憶

ある詩人のことを断続的に調べていて、その人の記憶を持つ人に会ったり
その詩人と縁のあった人の娘である方に会ったり。

輪郭が見えるようで、見えない。

この前、その詩人の葬儀が営まれた中野区の寺に行ってきた。

肌寒い日で、広い墓地の中を日暮れ時、その人の名前を刻んだ墓石を
探して二時間ばかりだったか、歩き回った。

結局見つからなかった。しかし墓石に刻まれた文字は切ないと思った。

20歳そこそこで大陸で戦死した人の墓石。永遠に若いその人の
墓石はすでに風雪にかなり削られている。

あるいは幼児期に亡くなった人の墓石。

歩き回って青梅街道に出ると、日が暮れていた。
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by tamaikoakihiro | 2012-04-20 23:28 | 雑感 | Comments(0)