大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

明号作戦

今日は明号作戦の日である。1945年3月9日夜、仏領インドシナで始まった軍事作戦で、これによってフランス領インドシナは解体された。日本軍がほぼ一夜で宗主国の軍隊を追い払ったことになる。

秘匿号は「マ号作戦」が最初だった。当時の司令官の苗字の頭をとったという。その後なぜ「明号作戦」となったかはわからない。

「あきらごう」と回顧した元将校の方がいた。別の当時現地にいた方は、「めいごう」と読んでいた。

どちらなのか、わからない。

現地軍の司令官あたりに聞けばわかったのだろうが、当時のインドシナ派遣軍司令官はもう亡き人である。

そんなとき、古山高麗雄の短編を思い出す。戦友会で、第二師団の師団長だった馬奈木敬信中将に会った話を書いていた。

戦後、だいぶだってからの時の作品である、もちろん。

「今度、馬奈木閣下に会ったら聞いてみようか」と、古山は書いていたと記憶する。

明号作戦の夜、彼が何時何分に、プノンペンの王宮の壁を上ろうとしたのか、という疑問を解くために彼は、師団長に借問してみようかというのだった。

その日から66年ということか。
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by tamaikoakihiro | 2011-03-09 08:06 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)