大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

結城昌治と吉村昭

肺炎のせいで右胸に差し込みのような痛みがある。座っているだけで少々疲労する。肺炎ではないが、結核を患った作家として結城昌治、吉村昭を思い浮かべる。

活躍したフィールドは異なるものの、ある時期、大東亜戦争に深く関わって書いていた点は共通すると思う。

彼らが病床の苦労を克服して書き続けたことに、何らかの刺激を得なければいけない、と思う。

そうだ、「思うだけ」という短編で、古山高麗雄は「思うだけで何もしない自分」をさわやかに自嘲していたのだった。それでも古山は、晩年に雲南・ビルマ三部作を完成させている。

作家の執念とはそういうものなのだろう。
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by tamaikoakihiro | 2010-11-14 19:30 | 雑感 | Comments(0)