大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

初代寮長の回想

東亜経済調査局附属研究所、通称大川塾の初代寮長は、かの有名な五・一五事件参加者だった。山岸宏という人である。

この人が戦後、大川塾のOB会報に次のように書いている。

「私が寮長をしていた頃の研究所は、前に述べたように満鉄・外務省・陸軍省の三者分担による月額合計十五万円の経費で運営されていたが、その当時の金で十五万円といえば、今から考えると相当ぜいたくな資金額で、研究所は実に恵まれた環境にあったと思う」

彼は金を受け取りに陸軍省軍務課長だった岩畔豪雄中佐のもとに出向くなどしている。

岩畔豪雄といえば、開戦前の対米交渉や中野学校創設いったところで知られるが、彼と大川塾の接点もまた興味深い。
[PR]
by tamaikoakihiro | 2010-09-29 00:00 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)