大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

大川塾を訪れたひとびと

東亜経済調査局付属研究所、通称大川塾の卒業生の記録を読み返している。大戦前の頃、高位顕官のひとびとがここを訪れ、やがてアジアに放たれる若者たちに講演した。

その当時のことを、ある卒業生はこんな風に回顧している。

「支那事変はますます拡大し、日米間も急を告げるようになって、来客の数も殆ど毎日のようになり、これらの方から貴重なお話しをきくことができた。多くは軍人で、それも軍司令官級の高級将校で、我々は直立不動のコチコチになって自己申告をした。松井大将、土肥原中将、松岡洋右氏、それから外にも大勢の方々、みんな新聞で見るより、ずっと立派で、しかもやさしそうな方たちであった」

大川周明はこれらのひとびとと大川塾生を「点検」と称して引き合わせた。教え子たちの取り組みを誇りに思っていたことだろう――そんな風に、記録から想像している。a0153209_13293788.jpg
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by tamaikoakihiro | 2010-09-15 18:10 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)