大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

戦争の行方を見る人たち

日支事変は現状では完全なる失敗であり、独り中国共産党のみが最大の成功を収めている――

そんな講話を、東亜経済調査局附属研究所、通称大川塾で行った人物がいる。南京を攻略して日本中が提灯行列などして浮かれている頃のことだ。

講話者は、大川塾で英語を担当し、その後上海の領事館に勤務した人物である。

大川周明は、蒋介石と袂を分かった汪兆銘と組んだ日本の中央部には批判的だった。

彼のもとで若者に語学を講じた人物も、実に冷静に支那事変の情勢を見ていたようだ。
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by tamaikoakihiro | 2010-08-30 21:39 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)