大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

戦争の終わりについて

昨日は敗戦から65年目の一日だった。戦争を経験した人は、私の知る限り、この日に思い入れを持たない印象がある。

それはそうだろう、と自分で以前人に問い、納得した覚えがある。

戦争はずっと続いていたのである。そして、ある人にとっては、その日以降も、戦争中と変わらない毎日があったかもしれないのだ。

フランス領インドシナにいた南洋学院OBのある方は、戦後はベトナムの独立勢力、ベトミンへ勧誘されたり、逆にフランスに命令されてベトミンとの戦闘に駆り出された。

そんな方の話を聞くと、敗戦の日というある一点について、極大化してすべてを語ろうとすることは、大きな間違いのような気がしてくる。

敗戦の兆しはどこからかずっとあったのだろうし……

そんなことを、翌朝(今朝)の「平和の近い新たに」式の論調に埋め尽くされた新聞を見て、思った。
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by tamaikoakihiro | 2010-08-16 09:13 | 南洋学院 | Comments(0)