記念の品として
2010年 07月 26日
そして別のことを思い出した。
南洋学院三期生の方が一昨年亡くなった折、私は葬儀に参列せず、またそのこと自体知らなかったが、あとで同期生の方から「あなたがあの雑誌に書いた南洋学院の記事を、彼の棺に入れておいたんだ」と伺った。
後日お宅を訪問して奥様のお目に掛かり、そのことを思い出して、切なくなった。
私の「南方関与」は、そうだ、南洋学院から始まったのだった。三期生の弁護士の方に手紙を送り、そのお返事を頂戴してから、すべて、何かに引きずられるように来た。
どんな形であれ、後学の身を助けてくれる人ほどありがたい存在はないと思う。