大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

靖国神社

毎年、8月15日には靖国神社を訪れている。ベトナムに住んでいた時を除けば、2000年頃からだろうか。

そろそろその時期が近いから、いろいろと思うことがある。最近は、戦中世代が減り、遺族だけの参拝も多いようだ。戦争に行った方に靖国神社のことを聞いたことは、思い出す限り、あまりない。

そもそも8月15日のことを、感慨深く思う人は、少なかったように感じている。

ある方は、「あの日が近くなると、テレビで特集番組をやるでしょう? あれがいやでね、見たいと思ったことがない」と話してくれた。

自分たちの経験に拘わる映像が、ある特定のイデオロギーや思想のもとに編集されたり再構成されたりしていることに、違和感を覚えているようであった。

その方には2004年に初めて会い、08年に再び会った。

大陸での思い出すのも嫌な経験を、「家族にも話したことはなかったんです」と静かに語られたのが印象的だった。

自分の経験でないことを、語ることは、本当に難しいことなのだと思う。
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by tamaikoakihiro | 2010-07-20 05:46 | 雑感 | Comments(0)