大東亜戦争と南方物語


by tamaikoakihiro

新たに知ること

中野雅夫という既に物故したノンフィクション作家の本を読んでいる。『昭和史の原点』という4冊揃いで、ジャンル分けをすれば、「昭和史もの」とでもなるのだろうか。

現在、陸軍幕僚が関与したクーデター未遂事件、「10月事件」と満洲事変の連関を描いた巻を読んでいる。「巻を措く能わざる」という表現が、私にとってしっくりくる一書である。

大川周明周辺のことを調べていると出てくる人物が、さながら惑星の配置を図版で眺めるように、見えてくる。

新たに知ることは、本当に多い。誰でもいうことだが、知れば知るほど、自分の無知を知る。

その過程に、知り合う人がいて、読みうる本がある。非常に幸せなことだと感じる。
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by tamaikoakihiro | 2010-05-12 21:32 | 東亜経済調査局附属研究所 | Comments(0)